2014年5月2日金曜日

インド人って。。。細かいけど適当


今回は、インド人は細かいけど適当、と言うことについて書いていきたいと思います。

2.インド人は細かいけど適当

インド人は、おおらかな部分が沢山あります。(遅刻してくるのは当たり前、色々な行動がゆっくり等上げればきりがないのですが。。)

ですがその反面、「それってそんなに重要?」と思わず感じてしまうような部分で細かい性格を発揮してきます。
墓石の発注作業をしていると、色々と決まりがあったりして、寸法も正確に書かなきゃいけないし、色々と細部の指定をしなければいけません。
特にインド人には「何となくでいいよ」という事が本当に通用しません。
正直めんどくさいと思ってしまう事も多々ありますが、その几帳面な性格ゆえに、墓石などの細かい仕事を任せられるという事も事実です。
そしてその細かい性格ゆえに、ついつい言い争いになってしまう事も多いような気がします。
日本人に比べると議論好きというか、自分の主張を結構はっきり言ってきて、結構突っかかってくることも多いです。

でもその反面、「ノープロブレム、ノープロブレム。オールOK」といきなり手の平を返したように寛大になっておおらかになったりします。そのスイッチがどこにあるのか私にはまだ解明できていません。

でもそれも全て含めて愛すべきインド人なんだと思います。
適当&几帳面と言う両極端な性質を持ち、海外の文化を取り入れているような、独自の文化で突き進んでいるような面を持ち、ベジタリアン文化が根付いていて、ヘルシーな印象もあれば糖分を取りすぎて糖尿病の人口がすごく多い。。と言う、ちょっと突っ込んでしまう感じです。

でも、インドがどんどん経済発展して、欧米諸国の文化が入ってしまうと今の様な面白味は減っていってしまうんだと思います。
私個人が思う、インドの良い部分は、「外国に行った」と感じられる点が大きいと思います。
近年、どこの国へ行っても、似てきている国が多いと思います。
どこの国にもファーストフードチェーンがあり、ファーストファッションが溢れ、洋楽が流れ。。と似た感じになってしまっている国が多いと思いますが、インドは独自の文化を守っている部分が大きいです。


だから、細かいけど適当な、突っ込みどころ満載のインド人には、これからもインド人らしくいてほしいと思います。個人的には。

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2013年5月15日水曜日

インド人って。。。。タフ


インド人、と一言で言っても日本人が簡単に一括り出来ないように、彼らもまた一括りには中々出来ません。
大きく分けると北はアーリア系、南はドラビダ系、東にはベンガル人と別れ、現在のインド人はそれらの混血の人々が主となっているようです。
英語を含め17もの公用語が存在し、宗教も気候も社会常識も相当に異なる国なので、多種多様な人々が生活しています。しかしそういった中でも外国人目線で感じた、インド人の共通点をこちらで書かせて頂きたいと思います。

今回は特に感じた点、インド人はタフ、と言うことについて書いていきたいと思います。

1.インド人はタフ

気持ちの表現の仕方の違いもあるのかもしれませんが、現代の日本人(特に若者)と比べると
相当にタフだと思います。
今回のインド出張では車2台にそれぞれ専属ドライバーが付き、運転をしてもらっていたのですが、
インドの交通事情は日本と比べると悪路が多く、また運転のマナーが全く異なります。
日本的な感覚からすると、全く信じられないような悪質ドライバーばかりです(あくまで日本でやった場合です)。

今でこそ舗装されている道路は増えてきていますが、何故か1車線半の幅しか舗装されていない事がおおく、対向車が来るたびに片輪が未舗装の路肩の上を走っているので、グワングワン揺れます。
またその中を時速100キロ以上で飛ばすので危険極まりないのですが、このドライバーのイスワランさんと言うのが100キロ以上スピードを出して周りの車をドンドン抜かしていくのです。
しかも抜かすたびに路肩に片輪が付くので、これまたグワングワン揺れます。そんなにスピード出さなくてもいいんじゃないかと思いながらも、この運転ありきでスケジュールが組まれているので
そうも言ってられません。

石が取れる山に入る道などはもちろん舗装されてなどいなく、ことさらに悪路です。場所によっては土煙で視界が殆ど無い様な所もあります。

このような場所を毎日10時間以上、酷い時は12時間ほぼ休みなく運転しなければいけないイスワランさんには、感謝の気持ちと共に同情も禁じえないのですが、そんな彼から不平不満が全く聞こえないんです。
表情にも出しませんし、疲れたそぶりまったく見せません。
大変じゃないの?と何回か聞いてみたんですが、ちょっと腰が痛いくらいかな~と言った感じで全く平気な顔をしています。計9日程運転をお願いしたのですが、最終日も元気な様子で笑顔で別れる事が出来ました。

これが日本の若者(もしくは自分)だったら疲れただの、やってらんね~だの不満ばかり言うと思うので、インド人はタフだな~と思った次第であります。


現地で私達の車をずっと運転していてくれたドライバーのイスワランさん。



途中の休憩の様子